超音波モータ 製品一覧
保持力・トルク(推力)が大きいアクチュエータ

超音波モータカタログ(4.56MB)
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一般にアクチュエータとしては電磁式、流体式(空圧、油圧)が主流ですが、近年全く新しい方式の超音波モータが登場して、 産業用を初め最近ではデジカメ、携帯電話等のモバイルのアクチュエータにも採用され、我々の身の回りで活躍しつつ新市場を求めて各社で商品化されております。


超小型超音波リニアアクチュエータ TULAシリーズ

低価格の最新アクチュエータ

 

超音波リニアアクチュエータ用ドライバ

超音波リニアアクチュエータ用ドライバ/コントローラ

超音波モータ 〜磁力を用いない次世代モータ〜

当社がご提供する超音波モータは、従来、一般的に使用されて来た電磁式のモータとはまったく異なる新しい方式を採用したモータです。 小型ながら高トルク、応答性や静粛性に優れるなどの特性を持ち、カメラのオートフォーカスや計測器などに幅広く利用されています。

超音波モータのしくみ

コイルやマグネットなどによる磁力を用いることなく、圧電効果による振動を移動運動に変換する摩擦式のモータです。 電圧を掛ける事で圧電セラミックス振動体を変形させ、その細かな位置変化を利用して摩擦力を生み出し、それを回転運動や直線運動に変換します。

なぜ「超音波」モータ?

圧電により振動体に生じる振動の周波数(60〜150kHz)が、通常の音波よりも高いために、超音波モータと呼ばれています。 (通常人間の耳で聞こえる音波は20kHz以下)

ピエゾアクチュエータとの違いは?

超音波モータは、振動体として圧電セラミック(ピエゾ=圧電素子)を用いています。 圧電素子を使って電気エネルギーを機械エネルギーに変換するという点では同じです。

しかし、超音波モータでは、圧電セラミックスは超音波振動を起こすために使われるだけで、実際に動かしているのは超音波振動による摩擦力です。 超音波モータは摩擦モータなのです。

  • 一般的なピエゾアクチュレータ:圧電セラミックスの歪みから直接ストロークを作り出す
  • 超音波モータ:圧電セラミックスにより振動体(ステータ)に超音波振動を発生させ、摩擦力を使って移動体(ロータまたはスライダー)を駆動する

超音波モータの特長

1. 超小型・薄型・軽量
構造がシンプルで小型・軽量化も容易で設計の自由度が高い
量産時のコストダウンが可能
2. 高トルク、高推力
小型の割に大きなトルクや推力が得られる
3. 機械応答性が高い
ダイレクト駆動であるため慣性の影響を受けにくく、優れた応答性を発揮する
4. 無通電時に保持トルクを有する
停止時には、摩擦力によりピタッと完全に停止(止めれば、止まる)
無通電で制止状態を保てるため、消費電力や発熱が少ない
5. ギアを使って減速する必要がないため、減速機が不要
6. 静音性に優れる
超音波は人間の耳には聞こえない周波数の音波なので、動作音が発生しない
7. 磁気の影響を受けず、電磁波も発生しない
MRIなど医療現場での利用が可能になるだけでなく、電磁波による人体への悪影響も心配ないため、介護現場への応用も期待される
8. 真空や水中でも利用可能
各環境に合わせた仕様への対応が容易
9. 精密な位置決めに最適

これらの特性を生かして、超音波モータは、従来のモータでは不都合のあった用途なども含めて、今後ますます新しい市場での利用が期待されています。

現在の主な用途

  • 顕微鏡用ステージ
  • 干渉計用小型ステージ
  • 真空中用ステージ
  • 医療機器用ステージ
  • 半導体装置用ステージ
  • 精密超小型ステージ
  • 光学系のミラーアライメントユニット
  • カメラ(AF、ZOOM、手振れ)
  • 小型ロボット
  • バルブ、ノズルの流量調整
  • 監視カメラのアクチュエータ
  • レーザビーム調整ユニット
  • 小型インクジェット用ステージ
  • 小型マニピュレータ
  • 対物レンズ用ステージ
  • 産業用シャッター
  • カメラ用IRフィルタ
  • 点字用ユニット
  • 測量機器
  • 無重力用各種ステージ
  • 強磁場環境用ステージ
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標準品の他、お客様の仕様・用途に合わせて一台から設計・製作いたします。モータやドライバについての初歩的なご質問でも結構です。
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